勝山市議会 2023-03-24 令和 5年 3月定例会(第5号 3月24日)
当初のこの中央公園の設計は、ゆめおーれから大清水公園へとつなぐ市街地誘客のための公園整備で、事業費は1億円程度でした。 ところが突然、こども公園に変更し、事業費は2.5倍に膨れ上がりました。 幼稚園や保育園を廃園にして、中学校は高校敷地に造る。その一方で、こども会館やこども公園を整備し、友楽喜は廃止する。私は、こうした計画を見て、情けなく感じます。
当初のこの中央公園の設計は、ゆめおーれから大清水公園へとつなぐ市街地誘客のための公園整備で、事業費は1億円程度でした。 ところが突然、こども公園に変更し、事業費は2.5倍に膨れ上がりました。 幼稚園や保育園を廃園にして、中学校は高校敷地に造る。その一方で、こども会館やこども公園を整備し、友楽喜は廃止する。私は、こうした計画を見て、情けなく感じます。
花月楼、ゆめおーれ勝山、大清水公園の整備など、町なか誘客を目指したが満足できる成果にはなり得ない状況です。市民も観光客も楽しめる、従来の枠にとらわれずに整備する方法もあると思います。教育会館の子どもホールも併せて今一度検討すべき余地があるのではないかと思います。老朽化した庁舎の取り壊しも含めて検討すべきではないでしょうか。
花月楼につきましては、コロナ禍での影響を受け、集客に苦戦しているものの、花月楼と大清水公園周辺において地元商店街との共同による勝山夜市の開催や旅行会社と提携したランチの提供などまちなかへの誘客を行っております。 また、花月楼周辺には駐車場が少ないため、隣接地に新たに駐車場を整備し、大型バスでもまちなかへアクセスしやすい環境づくりに努めています。
また、8月3日から16日には、ことしから始まりました新しいメーンとしての勝山灯りまつりが花月楼、大清水公園周辺で開かれ、多くの市民の皆様や帰郷してきました皆様などが、新しくまちの顔になった花月楼と明かりを見て、とてもすてきな空間を楽しんでおられました。
今年は、竹を活用した竹明かりをメーンに通りを彩り、花月楼、大清水、大清水公園を中心とした夜のまち歩き空間を演出いたしました。今年度は、恐竜博物館に8月末で約49万4,00人の来館者があり、同時期で昨年より劣るものの、恐竜による集客力は継続していると考えます。
これは、組み立て式で屋外に置くということを基本にしていまして、基本的には大清水公園などを使うことによって、やぐらというよりも舞台の上で披露できるような組み立て式のものを考えています。座敷の中で組み立てるという想定はしていません。
また、ことし初めての開催となった勝山灯りまつりは、大清水公園を中心に8月16日までの4日間、13日の大師山たいまつ登山の火を迎え火として始まり、16日のかち山ちょうちん登山へ送り火として終わるストーリー性を持った新機軸で展開し、幻想的な灯りの中でタップダンスや軽音楽などのステージイベントを交えた、まちなかの夜のページェントとなりました。
これまで山岸市長は、ゆめおーれの整備に8億5,000万円、大清水公園整備に3億円など、市街地整備として約23億円をつぎ込み、さらに3期事業として4億円を計画しています。新体育館の建設では、浸水対策を含めると約40億円以上もつぎ込み、まさに箱物市政を突き進んできましたが、これが財政危機を悪化させる要因の一つであることは明らかです。
さらに、多くの市民がまちなか散策を楽しむイベントとして、新たに旧料亭「花月楼」や大清水公園を中心に、河原町通りで灯りをともす「勝山灯り祭り」を行うほか、引き続きDINO-A-LIVEを開催し、勝山市の魅力アップを図ります。 次に、効率的で人にやさしい都市基盤の実現や、交通体系の確立、環境や景観に配慮した快適で雪に強い定住環境の実現を目指します。
勝山市は、恐竜博物館やスキージャムに来ている観光客を市街地に誘客する、そのために中心市街地を散策してもらうことが必要だと考えて、本町商店街などの道路や大清水公園、ゆめおーれなどの整備を多額の資金をつぎ込んで実施してきました。ところが、ハード整備だけでは市街地誘客ができず、さらに集客のために多彩なイベントを、これも多額の資金を投入し、市民のマンパワーにも頼って取り組んできました。
また、8月には、うしろまち繁栄会と共同で大清水公園を舞台に「木村充揮星空ライブ」を実施し、日ごろにぎわいの少ない中心市街地にすてきな時間と空間をつくり上げました。
市長はこれまで集中と選択として、大清水公園やはたや記念館の建設など観光事業のための大型事業や、市民活動センターやホテルの取得、すこやかの建設、さらに新体育館建設の事業など、数々の箱物を整備してきました。さらに今後も、中央公園の整備や恐竜の駅の建設なども表明されています。
これまで勝山市は、ゆめおーれ、大清水公園、カラー舗装など、莫大な費用で整備をしてきました。さらに観光政策の中心は、集客のためのイベント的な事業が大きなウエートを占めています。私たちは、平泉寺プロジェクトや観光PR事業など、集客に偏った事業を続けるだけでは、地元消費を拡大することは期待できないと考えています。
これまで勝山市は、ゆめおーれ、大清水公園、カラー舗装など莫大な費用で整備をしてきました。さらに観光政策の中心は、集客のためのイベント的な事業が大きなウエートを占めています。私たちは、市街地への集客に偏った従来の延長線の事業を続けるだけでは、地元消費を拡大することが期待できないと考えています。 大規模公共事業も問題です。
その一方で、大清水公園が3億円で整備され、今度は中央公園を1億円でリニューアルする計画ですが、これらの工事を地域の要望よりも優先することをだれが決めたんでしょうか。 今指摘した問題にはさまざまな原因があって、一律に解消できないことは理解をしています。しかし、個々の事業の妥当性だけでなくて、他の事業と比較して必要性や緊急性が検討されているのかということが問題だと考えます。
そして、市街地の中心部であれば、ゆめおーれや本町商店街や大清水公園もすぐ近くにあり、市内の回遊が一体にできる利便性があるからでございます。市長の想定する道の駅とはどういったもので、どこにどのようなものを考えているのかお尋ねをいたします。 次に、農業施策の振興についてお尋ねいたします。
前年度までの15億円の交付金事業では大清水公園に3億円、あるいは旧機業場に8億4,000万円を使ってしまい、本町などの道路整備は7割以上も未整備という無計画な事業をしてきました。私たちはこうした失敗を繰り返さないために、事業内容を決めるルールを明確にすることを求めてきましたけれども、市長は具体的な対策は示しませんでした。こうした改善策もなく8億円の追加事業も失敗を繰り返す危険性があります。
そもそも今年度までの15億円で完了する計画だったのに、大清水公園に3億円、旧機業場に8億5,000万円以上も使ってしまい、道路整備は7割以上も未整備という無計画な事業をしてきました。私たちは、こうした失敗を繰り返させないために、事業内容を決めるルールを明確にすることを求めましたが、市長は具体的な対策は示しませんでした。
ところが、大清水公園や旧機業場に予算を使いすぎて、結局、当初計画していた道路整備などは一部しか実施されなかったために、さらに8億円を追加するというものです。こんな場当たり的になった原因は、行政が事業内容や予算配分をあいまいにして事業を実施してきたためであり、こういう失敗を繰り返さないためには、来年度の事業費だけを議論するのではなくて、事業全体を議論することから始めるべきだと考えます。
例えば、勝山市では、道路特定財源で中部縦貫自動車道や旧機業場、大清水公園などの整備が行われる一方、政府の医療や福祉削減政策として、福井社会保険病院や雇用促進住宅の存続が大問題になるなど、自民党・公明党与党の政府は、地方の実情など全く理解しない政策を実施してきたのです。 道路特定財源を自由に使える財源にすることは、こうした政策矛盾を解決する対策の1つにもなると考えます。